侵略する少女と嘘の庭

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清水 マリコ toi8

メディアファクトリー 2006-02-24
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早川牧生はK中学の2年生。幼なじみである裕貴、唯、琴美と、惰性のように4人で過ごしていた。ある日牧生は、「運命の相手」を見つけるという占いをさせられる。その占いで細工をした牧生は、いるはずのない「運命の相手」を探しに学校の裏庭へと向かうことに。そこにいたのは、校内でも有名な美少女だがクラスに馴染まない不思議な少女・中山りあだった。牧生たちのグループに加わったりあは、夜に部屋に押しかけてきて泊まっていったり、みんなで出かけると嘘をついて呼び出したりと牧生を振り回す。小さい頃には結婚の約束をするほど仲の良かった4人の関係も、だんだん変化していくが―。切なくも優しいファンタジックストーリー。


清水マリコが描く、切なく優しいファンジックストーリー、
ってことで、なかなか評判もいいみたいだけど…

んんーむ、これはいまっちかなぁ。


話の筋としては、昔から仲のいい男女4人組の中に、
クラスの問題児(美少女)が加わり、
それぞれの思いが交錯していく…って感じ。


ヒロインのりあが抱える過去や、
様々な噂に関する真相など、確かに切ない部分もあるけど、
どうにも感情移入できないな。

そもそも、主人公が醒めすぎなんだよねー。
りあよりも、むしろ琴美がかわいそうだぜ。


最後のトラウマ解決の部分も、
ちょっと説得力が弱い。

あと、主人公である牧生の行動が、
どうにも気に入らんw

ま、プラモオタクな時点ですでに(以下略)



物語の核となる過去のトラウマと、
各キャラの行動の動機付けなどなど。

どうにも消化不良な感じの一冊でした。

侵略する少女と嘘の庭
posted by はやり者。 at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 ライトノベル 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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